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しらかわ観光ステーション
しらかわ観光ステーション
白河市の観光情報を発信する拠点施設の新築計画。計画地は小峰城跡や大正時代に建設された白河駅舎など歴史的建造物のある景観計画重点区域であり、白河駅舎に隣接する敷地である。整備前の敷地には、昭和15年築の旧JR施設が建っており、これまで駅舎と一体となって駅前空間をつくっていた。
本計画では解体した旧JR施設の小屋組みを再利用し、地域の人々にとって愛着のある屋根のシルエットを継承している。また、白河駅舎に並び建つ建築として、建物ボリュームや外装仕上げは駅舎との調和に配慮し、歴史ある景観を尊重したデザインとした。一方、観光情報発信拠点施設として人々が気軽に立ち寄れるよう、ロータリー側は下屋空間をつくり人々を招き入れ、駅舎とは逆の広場側は内外連続する階段状のベンチをつくり、イベント時など一体的な利用ができる設えとしている。
場所 : 福島県白河市
設計 : UDS・Poten-Poten 共同事業体
施工 : 株式会社 松本工務店
面積 : 289.63m2
竣工 : 2023年4月
写真 : ナカサアンドパートナーズ
仮称)白河市物産交流センター整備事業実施設計業務委託プロポーザル 最優秀
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